除菌を行わずにメンテンスを行うなら、歯石になる前に対処することが大切です。ポイントは、歯垢の入れ替えを行うつもりでメンテナンスに通うこと。3か月に一度の専門的ケアがお勧めです。
正常な歯の表面に歯石がつくまでの流れ
【1】正常な歯の表面
【2】歯の表面にペリクルという唾液の成分が付着します
【3】ペルクルの上に善玉菌が付着します
【4】善玉菌の上に悪玉菌が付着し、古い歯垢を形成します
※この段階でメンテナンスを行うのが理想です
【5】古い歯垢がバイオフィルムに覆われます
※遅くても、この段階でメンテナンスを行いましょう
【6】バイオフィルムに覆われた古い歯垢に、唾液中のカルシウムがリン酸カルシウム、炭酸カルシウムとして沈着し、歯石を形成します