歯科金属を使っていると、口腔内に電流(ガルバニー電流)が発生します。脳は微弱な電流によって身体をコントロールしているため、人の体は電流の影響を受けやすくなっています。そのため、口腔内電流の影響で脳からの指令が混乱してしまうことがあります。
口腔内電流の許容範囲は、ドイツでは3マイクロアンペア、89ミリボトル以下とされています。その数値を超えると、脳や心臓をはじめ、全身に多大な悪影響を及ぼします。不眠、イライラ、頭痛、肩こりなどの原因となり、自律神経のバランスをも崩してしまいます。
一時的に電流を除去することができます
体調不良の原因が口腔内電流かどうかを「オーラルテクター」という装置を使って確認することができます。また、オーラルテクターには放電機能がついているので、歯科金属が発する電流の数値を測定し、許容範囲を超えているときは電流をその場で除去することができます。ガルバデトックス(GALVA-DETOX)の帯電除去棒でも、電流を除去することができます。
ただし、電流除去は一時的な効果しかありません。身体に合わない歯科金属が入っている限り、口腔内電流は発生します。一時的に電流を除去して症状が軽減した場合、金属を外すことで体調や症状が良くなる可能性が高いと言えるでしょう。