金属アレルギーとは?

金属アレルギーとは、金属と汗などが反応して発症する皮膚炎です。金属は汗などの体液に触れると溶け出す性質があり、それがイオン化して体のタンパク質と結びつくとアレルギー源(アレルゲン)となり、かゆみやかぶれなどの症状が起こります。

金属アレルギー

金属アレルギーの原因の約8割を占めているのはピアスなどのアクセサリーなのですが、実はどの金属もアレルゲンになる可能性があります。また、どの金属がアレルゲンになってしまうかは人(体質)によって異なるため、「この金属は絶対にアレルギーを起こさない」と断言することはできないのです。

さらには、金属アレルギーの反応が起こるまでの期間も人それぞれであり、金属に接触してから数日で発症する人もいれば、数年経ってから反応する人もいます。何年も経ってから発症した場合、かゆみやかぶれが金属アレルギーによるものであるとは気づかず、知らないうちに悪化している...というケースもあるのです。

金属アレルギーの症状のタイプ
金属アレルギーには、その発症の仕方に2つのタイプがあります。ひとつは、ピアスやネックレスなどが直接触れることによってアレルギーが発症する「接蝕皮膚炎」。そしてもうひとつは、「全身性接蝕皮膚炎」と呼ばれるタイプです。
金属アレルギー

「全身性接蝕皮膚炎」は、金属が直接触れている部分と炎症が起こっている部分が異なるタイプです。たとえば、口腔内の金属がアレルギーの原因であっても、かゆみやかぶれといった炎症は、手や足など体の他の部分に発症しているといったケースです。このケースでは、口腔内の金属が原因だと気づくことが出来ず、長年つらい症状に悩んでいる人もいるようです。

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