歯を失ったまま放置していると...

歯を失ったまま放置していると

人生80年といわれる昨今ですが、さまざまな理由で歯を失っていき、50代後半からは入れ歯が必要になる人が急に増えてきます。「加齢と共に歯が少なくなっていくのは仕方がない...」とお思いの方もいらっしゃるかも知れませんが、歯の本数が減ると次のような障害が発生してきます。 .

1.消化器への悪影響
口腔は消化器官の入口です。歯には、食べ物を小さく噛み砕くという大切な役割があり、噛めば噛むほど唾液や消化酵素、胃液などの分泌が促されます。しかし、歯が少なくなると咀嚼力が低下し、栄養のバランスが悪くなるばかりか、胃や他の臓器へかかる負担が大きくなってしまいます。

2.心理的な悪影響歯を失ったまま放置していると
歯を失ったまま放置していると、口元にシワが目立つようになって印象が老け込んでしまいます。口元に自信がなくなると、なるべく人に歯や口元を見せたくないという心理が働き、表情もどことなく不自然になってしまいます。またしっかり発声できないことから、話がしにくくなってしまうこともあります。そのようなことがコンプレックスとなり、しまいには人と会うのも憂鬱になり、性格も暗くなってしまいます。

3.運動機能への悪影響
奥歯でしっかりと食いしばれるか食いしばれないかで、運動能力も大きく変わってきます。たとえ入れ歯を入れていても、奥歯でしっかり噛めない状態では運動機能が低下し、転倒の危険が増加します。

4.認知症になる危険性歯を失ったまま放置していると
噛むことは、脳に多くの刺激を与えることでもあります。「同じ年齢の人で比較すると、歯のある人より、歯を失ってしまった人のほうが認知症になる確率が高い」「残っている歯が少なくなると脳が委縮し、脳の機能が低下する」といった報告もありますので、歯は脳の機能を保つためにも、とても大切なものなのです。

以上のようなことから、もしも歯を失ってしまった場合には、速やかにその機能を回復することが大切です。入れ歯やブリッジでもある程度の機能回復は可能ですが、「より自然に会話が楽しめて、食事が美味しく食べられ、見た目も天然の歯に近いもの」というニーズを満たしているのは、現時点ではインプラントだけといっても過言ではないかもしれません。

インフォメーション

06-6841-8217 〒561-0881 大阪府豊中市中桜塚4-7-4 当院までのアクセスはこちら 診療時間 ○平日は午前9:00~13:00 / 15:00~19:00 となります。
◎土曜日は午前9:00~12:00 / 13:00~17:00 となります。
お問い合わせフォーム

お問い合わせフォーム