インプラントを生涯にわたって維持するための3STEP

当院では、「1.原因除去」⇒「2.機能回復」⇒「3.再発防止」という3STEPを徹底し、歯科治療の悪循環を断ち切ります。

3STEPインプラント治療の手術自体に関しては、当院はもちろんのこと、どこの医院でも、術前画像検査や事前シュミレーションによって確実性を高めていると思われますので、あまり心配する必要はありません。それでもなお、インプラントの脱落や周囲炎、知覚異常や上顎洞炎といったトラブルが発生するケースが見受けられるのは、術前、術後の管理不足が大きな要因であるといわざるを得ません。

つまり、インプラントを長持ちさせるために本当に重視すべきなのは、STEP1とSTEP3を如何に徹底できるかということなのです。

当院では、このSTEP1とSTEP3は基本的に、専門的な知識と技術を持った衛生士が担当して、歯科医師が行う機能回復(STEP2の手術)をしっかり支えてくれています。また、併設内科による徹底した術前チェックや、術後の免疫力コントロールも受けられるので、トラブルを回避し、患者さんの健康とインプラントを末永く維持していただけます。

STEP1:徹底した術前管理(原因除去)3STEP
併設内科で術前チェックを行い、なぜ歯を失ってしまったのかを考え、原因を徹底的に除去します。特に歯周病に関しては、術前に原因菌を見極めて、徹底的に除去しておくことが、術後のインプラント歯周炎の予防につながります。

原因除去の方法としては、マイクロレベル(歯ブラシレベル)で行うか、ミクロレベル(顕微鏡レベル)で行うかで大きな差が生じます。たとえていうなら、住宅がシロアリの被害にあった際、漠然としたシロアリ駆除を行う(=マクロレベル)か、住み着いているシロアリの種類を見極めて、極悪種の存在の有無まで確認して徹底的に駆除する(=顕微鏡レベル)かの違いです。

当院では、無色透明な対象物まで観察可能な位相差顕微鏡を用いたリアルタイムPCR法で、「歯周病を発生させるリスクが最も高い細菌」として知られている、「レッドコンプレックス」と呼ばれる3つの菌(P.g.菌、T.d.菌、T.f.菌)を中心とする極悪菌種の存在を調べ、これらを徹底的に除去していきます。

STEP2:安全性の高い手術(機能回復)3STEP
当院では、金属(主にチタン)を使用したインプラントは一切埋入せず、安全性の高い100%ジルコニアインプラントのみを採用しています。このタイプは、他の歯科金属に見られる溶解・電流・電磁波などの害がなく、歯肉との親和性や強度もチタン以上に優れています。さらには、経年によって歯肉が退縮したとしても、全体が同素材(100%ジルコニア)なので、審美性に欠けることがありません。

手術においては、CT撮影によってサージカルプレートを作成して埋入方向や深さをガイドするなど、血管や神経を傷つけることのない確実な手術を行うとともに、できるだけ侵襲性が低く、痛くない手術を心がけています。

STEP3:徹底した術後管理(再発防止)3STEP
術後は、歯周病専門医として細菌の繁殖や歯周病の再発に留意するとともに、噛み合わせ認定医としては、インプラントを埋入した歯と周囲の歯の並びや噛み合わせを定期的に確認して、咬合力の維持管理を徹底します。また、併設内科との連携で免疫力向上のサポートを行い、術後回復やインプラントの維持に努めます。

インフォメーション

06-6841-8217 〒561-0881 大阪府豊中市中桜塚4-7-4 当院までのアクセスはこちら 診療時間 ○平日は午前9:00~13:00 / 15:00~19:00 となります。
◎土曜日は午前9:00~12:00 / 13:00~17:00 となります。
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